考えるカメの考察日記

自分の考えたことを、気の向くままに書いていきます。

概念にどう向き合うか

世の中には、いろいろな概念がでてきています。

生き方に悩んでいる人にとっては、自分に当てはまる概念に出会えると、とてもうれしい気持ちになります。

私も、そのような概念に救われた一人です。

 

私なりの、概念への向き合い方についての考えを述べてみます。

 

 

概念は平均値である

一言でいえば、概念を受け入れすぎない、という姿勢が大事であると思います。

半分受け入れ、半分疑う。

 

なぜこうした姿勢が大事かといえば、概念は平均値のようなものであると考えられるからです。

 

例えば、HSPや内向型という概念があります。

この概念は、一定数の人に、そのような傾向がみられる、ということから生まれてきた概念です。

 

一度、概念という目に見える形で示すことによって、今までいることにされなかった集団に光が当てられ、認識できるようになります。

 

そして、概念が生まれるとともに、このような概念に当てはまる人へ向けたライフハックのようなものも生まれてきます。

 

「○○のような人は、こうするとよい」みたいな感じです。

 

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このような関係性というのは、「一定の傾向を見出された」、と言えるのですが、これは平均値の考え方に似ています。

このような集団にはこのような傾向がある、だからこのように過ごしてみたらいいのではないか、と。

 

この傾向に対して、「とてもよく当てはまる・ぜひ生活に取り入れよう」、という人もいれば、「少し当てはまる・でもぜひ参考にしたい」という反応を示す人もいます。

 

つまり、どの程度その概念が当人に当てはまるかというのは、人それぞれになってきます。

 

これは、平均値に対してのばらつき、と考えられるでしょう。

 

 

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 概念と既存の構成要素との関係性を考える

一方で、このような概念というのは、人の性格や個性の一部分を捉えています。

 

そのため、まるっきり当人をすべて説明しているわけではありません。

 

HSPの人であっても、

・いろいろなジェンダーの方がいます。

・左脳寄りの人、右脳寄りの人がいます。

・音楽が好きな人、絵が好きな人、会社勤めをしている人、フリーランスの人……など。

 

人によって、保有している構成要素というものは異なります。

その構成要素のなかで、どれをどの程度重要視するのかというランク付けのようなことがなされていると考えられます。

 

もともと人は構成要素をもっていることから、何かの概念を導入したとしても、当人のもっている構成要素というのは消えるわけではありません。

そのため、何か概念を導入するとしても、それは、その概念を自らの構成要素のなかにどのように位置付けるか、という作業になると考えられます。

 

概念に出会い、平均値からどの程度離れているのかを見極め、自らの既存の構成要素のなかにどのくらいの割合で存在させるのかを考える、という流れです。

 

 

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例として、上の図を挙げてみます。

「a」という概念は、自らに近しいものとして感じられたため、自らの構成要素のなかで大きな割合を占めています。

「b、c、d、e」は、そこそこ親近感を感じられるものであったため、自らの構成要素のなかで標準的な割合を占めています。

「f、g」は、そこまで大きくは親近感を感じられなかったものの、将来的に役に立つ可能性があると判断し、自らの構成要素のなかに参考程度に含まれています。

 

他の概念との関係性を探る

また、往々にして、一つの概念は他の概念と重複します。

 

この概念は他の概念とつながりがあるのではないか、また、自分のもっている概念が他とつながらないか、そうやって自分の世界を広げていけないか、と考えていくためには、ある概念に対して、疑うとゆうか、少し引いた目で見ることが必要になってきます。

 

逆にそうやって一つの概念に依存しないことで、他の概念を受け入れる余裕ができますし、考えが凝り固まってしまうことを避けられます。

 

 

まとめ

以上、私が言いたかったのは、

・あくまで概念は平均値であり、そっくりそのまま自らに当てはまるとは限らないこと。

・その概念を自らの構成要素との関係性のなかでどのように捉えるかを考えること。

・概念を鵜呑みにし過ぎず、引いた目で見て、他の概念との関連性がないか探る。

ということでした。

 

 

最後までお読みいただいてありがとうございました。

 

「すごい」ではなく「個性」と言おう

世間では、「あの人は頭がいいからすごい!」、「あのアーティストはあんな作品をつくっててすごい!」という声が飛び交うことがあります。

 

確かに、高学歴で頭脳明晰な人や、誰にもまねできないような活動を行ったりしているアーティストは、確かな才能をもっていると言え、それに対して「すごい」と言いたくなることでしょう。

 

しかしながら、この「すごい」という言葉は、ある弊害をもっています。

それは、優越性を生み出してしまうということです。

 

「すごい」と言ったとたんに、「すごい」・「すごくない」という区分が生まれてしまいます。

 

そうなると、言った側は「自分なんて……」と自らを卑下することにつながりかねません。

 

では、どうしたらいいでしょうか。

 

使う言葉を変えてみましょう。

 

「すごい」ではなく、「すばらしい個性をもっている」と言い換えてみませんか?

 

有名な大学に入試で合格できるような頭脳をもっているのは、そのような個性をもっているということです。

 

また、すばらしい作品をつくって、人を感動させられるのも個性です。

 

このように考えてみると、一見「すごい」と思った人であっても、それは、その人の個性を発揮している、と言い換えることができます。

 

一方で、別に勉強ができなくても、芸術の才能がなくても、それがその人の個性でなく、他に個性があれば、それでいいと思います。

 

 

「すごい」を「すばらしい個性をもっている」と言い換えると、優越性はなくなります。

 

個性は誰もが持っているものだからです。

 

個性を発揮できていれば、人と比べる必要もありません。

 

人と比べるのはやめて、自分の個性は何なのか、ぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

では個性をどう見つけたらいいのか……と悩まれている方には、八木仁平さんのこちらの本をおすすめしておきます。

 

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最後までお読みいただいてありがとうございました。

カルマとVUCA化する世界

カルマという、YouTuberの方がいます。

 

twitter.com

 

2020年現在、24歳です。

 

この若さでありながら、世の中へ大きな影響をもたらしています。

 

登録者数は2年ほどで150万人を突破しました。

 

2020年の8月には、渋谷に大きな広告を出し、本を出版し、オリジナルのブランドを立ち上げました。

 

彼は、高校も大学も行っていないと思います。

 

どこにも所属せず、フリーを貫いてきたそうです。

 

ですが、やると決めたことは実行し、多くのことを成し遂げてきました。

 

 

このことは、今の世の中においては、当人の才能次第で、世の中に大きな影響を及ぼすことができるということを意味しています。

 

(勉強ができるかどうかということとは関係がありません。)

 

彼に対しての、賛否はあると思います。

しかし、できてしまう、ということが、確固とした事実です。

 

 

今の世の中は、VUCA化してきているといわれています。

 

VUCAは、Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainly(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)の4つのキーワードの頭文字をとったものです。

 

カルマ氏の台頭というのは、こうした動きの一つであると考えられます。

 

世間が好むと好まざると、このような人たちが、今後も世界の常識を塗り替え、大きな影響力を発揮し続けるでしょう。

 

こうした動きによって、今後の未来は形成されていくと考えられます。

 

 

最後までお読みいただいてありがとうございました。

積み上げる生き方のススメ

こんにちは。

最近、男性・女性の生き方の違いについて考えてみました。

そこから思ったことというのは、男性も、女性的な生き方を取り入れてみてもいいのではないか、ということです。

 

 

 

男性・女性の生き方の違い

女性の場合は、若いうちにしかできないこと、のように、年代ごとにできることが限られる傾向が男性よりも強いと思います。

女性誌も年代ごとに大きく違いますし、出産もある程度の年齢的な制約があります。

また、出産をした場合には、生活スタイルも大きく変わっていくでしょう。

そのことから、その年代ごとにできることをしていく、というように、積み上げていくような生き方をしている方は比較的女性の方が多い気がします。

 

一方で、男性の場合、大人になってしまえば、どのような仕事をしているかが求められます。

また、子どものころの趣味を大人になっても続ける傾向もあります。(ゲーム、乗り物、機械いじりなど)

フォーマルな服装はずっとスーツです。

男性の場合は、同じような生き方を続ける人も多いのではないでしょうか。

 

 

<男女の生き方の違いについて、具体的に見てみます。>

 

タレントの藤原史織さん(元ブルゾンちえみさん)は、芸人として一時的に大きく売れた時期がありましたが、その成功におごることはなく、タレント活動を辞めることにしました。

自分の人生を客観的に見て、人生を決定していくバランスのよさを感じます。

 

また、女性の、アイドルをやっていた人や、アーティストが、売れているなかであってもすっぱりと引退して、セカンドキャリアを歩み始める、という事例はよくあります。

 

それに対して、男性のお笑い芸人のなかには、売れても売れなくても、ずっと続けているような人も一定数いるのではないでしょうか。

また、一つの道を一生をかけて究めていく、というような生き方をしているのは、男性が多いイメージがあります。

 

 

<また、ミュージシャンの場合を考えてみます。>

 

長く続けているバンドは、男性が多い傾向があると思います。

Mr. Children、Gray、B’zBUMP OF CHICKENtacicaなど)

 

それに対して、女性ロックバンドのチャットモンチーは、もうやりきったとしてバンドを「完結」し、次の人生を歩み始めました。

 

また、同じく女性ロックバンドの ねごと も、人気のさなかに、すっぱりと活動を終了しました。

 

また、Shiggy Jr.は、解散後、男性メンバー3人はそのまま音楽を続けていくことにした一方で、池田智子さんは、それまで音楽活動に専念していた状態を軌道修正することにしました。

thinking-turtle24.hatenablog.com

 

以上のように、男性よりも女性の方が、節目節目で区切りながら人生を歩む傾向があると思います。

 

 

 

弊害

男性が、積み上げるような生き方を取り入れないことで起きてしまう弊害として現れていると考えられることがいくつかあります。

その一つは、育児や家事に関心をもたないことです。

一般的に、子どもが生まれたら、女性は子ども中心の生活になると思います。

一方で、男性が以前のまま仕事を継続すれば、同じような生活を続けてしまうと考えられます。

このことが、子どもが生まれたとしても、男性が気持ちが切り替わらずに、元の生活をそのまま続けてしまい、家庭内で問題が起こるようなことにつながってくるのではないでしょうか。

 

また、男性のなかには、野球などのスポーツを引退後、落ちこぼれてしまう人、セカンドキャリアをうまく築けない人が一定数存在しています。

子どものころからそのスポーツのこと一筋で生きてきたことから、それ以外の人生を考えたことがなかったことから起きることだと考えられます。

 

また、かつては一つの会社に勤めつづけるのがよしとされてきましたが、会社の平均寿命というのは縮まってきています。

今は一人でも、社会に大きなインパクトを与えられる時代です。

一つの会社に依存して人生を委ねてしまうことへのリスクというのは、依然よりも高まっているといえるでしょう。

 

 

これからの男性の生き方とは

私は長く続ける働き方を否定するわけではなく、専門性が高く、一度決めた道を探求していくような職業であれば、その生き方でもよいと思います。

 

そうでない職業はどうでしょうか。

今は、時代の変化がとても早いです。

今の時代に生きていく上で大切なことは、自分の成長を第一に考えていくことだと思います。

自分の成長に値するかどうか、という軸をもっておけば、どのようなことが起こっても自分らしく生きていくことができるでしょう。

 

また、これから先の未来というのは、不確実性がより強まっています。

先々までのことを計画して行動していこうとしても、将来何か大きな変化が起きてしまえば、その計画通りに事を行うのは難しくなってしまうかもしれません。

また、今は以前よりも平均寿命が伸びています。

収入を得る必要がある期間は長くなっています。

年齢を重ねてもなお稼がないといけないとしても、自らのことをしっかりと把握していれば、自分らしい収入の得方を見出しやすいと考えられます。

このようなことから、積み上げる生き方を男性も取り入れていくことが必要なのではないでしょうか。

 

 

男性の場合は仕事を何度も辞めることを繰り返していると風当りが強くなりがちなのは事実です。

かつては、一つの仕事を長く続けるのがよいとされてきました。

しかし、これからは新しい視点や、異なる分野をもっている人が有利になっていくといわれています。

自らの可能性を広げるという意味で、転職を繰り返していくのは、むしろ肯定されるべきことだと思います。

 

また、男性も、子どもができた場合には、家事について学んだり、生活スタイルを変えたり、といった工夫をしていった方がいいでしょう。(家庭の方針にもよります)

 

 

今の時代は、社会が変わっていくことを前提に生きていく必要があります。

男性も、定期的に自分の人生の棚卸しをして、人生を積み上げていく、という考え方を導入してみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただいてありがとうございました。

「ポツンと一軒家」を見て思ったこと

テレビ朝日系列で、「ポツンと一軒家」という番組が放送されています。

山奥などでポツンと存在している家屋を見つけて、そこでどのような人が暮らしているのかを取材する、というような内容です。

 

この番組で紹介される住居に住んでいるのは、高齢者が多いです。

このことについて、少し歴史をさかのぼって考えてみます。

 

 

 

日本はかつて「多産多死」の社会だった

日本は少し前までは、「多産多死」の社会でした。

20世紀の半ばごろまでは、子どもがたくさん生まれる一方で、大人になるにつれてさまざまな要因によって亡くなってしまう場合も多く、多くの人が早くに亡くなってしまう状態でもありました。

 

平均寿命も高くはありませんでした。

 

その後、感染症への対策だったり、公衆衛生の向上が図られたりして、徐々に人が亡くなりづらくなっていきます。

 

それと共に、経済のレベルが上がっていくにつれて、一世帯あたりの子どもの数は減少し、2人か3人、今では1人ほどが標準になっています。

 

このことは、FACTFULNESSでも言及されていたことで、世界各地でも同じ傾向がみられるといいます。

 

このように見てみると、一つの事実に気が付きます。

 

それは、戦後以降の日本は、日本の歴史上初めての多産多死でない社会である、ということです。

 

 

 山林の管理をどうしていくのか

そのことが、山林に対して、どのような影響を及ぼすか?

 

 

多産多死の状態であれば、全国どこにでも人がいます。

 

当然山の中にも、かつてはたくさんの集落があったでしょう。

 

 第一次産業が中心であったことを考えれば、山の付近に住むことの必要性も高かったはずです。

 

今、番組で取りあげられている家屋というのは、かつて山の中にも人がたくさん住んでいた名残であると考えられます。

 

一方で、今の社会を見てみれば、多産多死の状態から時代は変わり、少子高齢化が進んでいます。

 

今後、増加する高齢者や、その次の世代が暮らしていきやすいようなまちづくりを進めていく必要があります。

 

こうしたなかで、近年はコンパクトシティーの構想がでてきています。

 

少子高齢化が進行していくなかで、人々の生活圏を集約して生活の利便性を上げていく、という方針にはうなずけます。

 

 

こういったなかで、今後、山の方での暮らしをどうしていくのか、という課題がでてきます。

 

山で暮らしている人が将来的に自然といなくなっていくというのは、コンパクトシティー化の方向性に沿うものであると、一瞬、考えられます。

 

しかし、山の方の集落で代々暮らしてきた人々の思いも、考慮しなければなりません。

 

また、土地というのは、手入れをしてあげないと、荒れてしまいます。

 

一度荒れてしまうと、再生させるまでが大変になってしまいます。

(土地の活用を続けるのか、もう続けないのかの決断が求められますね。)

 

このように、山の中での生活圏を維持していくのかどうか、維持していくのであれば、人手をどうしていくのか、という課題に将来的に直面していくと考えられます(もう直面しているところもあると思いますが)。

 

 

また、注目すべき点は、山地から人がいなくなっているというのは、今までの歴史上なかったという点です。

 

今まで人がいるのが当たり前だった場所で人がいなくなり、人の手が入らなくなると、想定していなかったような事態が生じることもあるでしょう。

 

 

この先、山から人がいなくなっていくなかで、山の集落で営まれてきた伝統をどのようにしていくのか、山林のありかたをどのようにしていくのか。

 

番組を見て、以上のようなことを考えさせられました。

 

最後までお読みいただいてありがとうございました。

会社と人生は似ている

会社と人生は似ているのではないか、ということを書いてみたいと思います。

 

 

会社

私は会社を辞めた経験があるのですが、辞めたあと、ふと考えました。

会社というのは、自分で立ち上げにかかわらない限りは、自分が加入する以前から存在しています。

そして、自分が辞めたあとも、存在しています。

会社には、自分が入る前から歴史があります。

そして、自分が加入してその会社の歴史を内側から目撃し、自分自身も会社の歴史の一部になります。

そして、自分が会社を辞めても、会社は存続していき、会社の歴史は積み上がっていきます。

 

会社に入社するまでは、会社の内部の本当の実態はわかりません。

入社してから、与えられた環境のなかで、試行錯誤します。

そして、どこかのタイミングで、退職する時がきます。

自分がいなくなったあと、職場で自分のことがどのように評価されるかはわかりません。

やめてしまって惜しいといわれているか、逆にいなくなってよかったといわれているか、特に何もいわれていないか……。

辞めた会社につてがない限りは、知るよしがありません。

 

 

人生

このような流れというのは、人生にも当てはまるものがあるのではないでしょうか。

生まれてくる前には、すでに何万年という歴史があります。

生まれてから、生きているなかで、歴史を内側から目撃し、自らも歴史の一部になります。

そして、生を終えたあとも、歴史は積み上がっていきます。

 

人は、自分の置かれている環境がよくわからないまま生まれてきます。

与えられた環境のなかで、試行錯誤して自らの人生を形作っていきます。

そして、いつかは、生を終える時がきます。

この世からいなくなったあと、周りからどのように評価されるかはわかりません。

知るよしがありません。

自らの亡骸や所持品などをどのように扱うのかは、生きている人たちに委ねるしかありません。

 

このように見てみると、会社に所属するということと、人生を生きるということとの間には、とても似た要素があることがわかります。

 

 

 精一杯生きよう

会社やこの世から退出してしまえばもう戻れないのであり(もとの会社への再就職は別として)、もともといた場所でどのように評価されるのかわからないとしたら、どのような心構えで生きればよいのか?

 

悔いのないように、精一杯生きていくことが大事なのではないでしょうか。

会社に入ったら、悔いの残らないように頑張ってみる。

人生でいえば、周りになんと言われても、このような生き方がしたい、こんなことをしたいと、自らが描いた理想を実現していく。

実現までいかなくても、実現できるように理想を追い求めていく。

ここでいう理想とはそこまで大それたものではなく、毎日の生活を充実させる、というようなもので十分です。

言い換えれば、自分の生きたい人生を生きられるようにしていく、ということです。

そのようにしていけば、あとであれこれと思い悩むこともなく、どのように評価されようとも気にならなくなるのではないでしょうか。

 

 

最後までお読みいただいてありがとうございました。

 

※今の時代、会社勤めだけが働き方のすべてではなく、フリーランスの働き方が広まっていることも重々承知しています。

会社と人生が似ている、ということを言いたかっただけであり、会社勤めを強いるようなものではないという点をご理解いただきたいと思います。

Shiggy Jr.について&メンバーの現在まとめ

Shiggy Jr.(シギージュニア)は2012年に結成され、2015年にメジャーデビューし、2019年の9月に惜しまれつつも解散しました。

今回は、解散後にShiggy Jr.の楽曲に出会った方のために、「シギー」についての簡単な解説、解散後のメンバーの現在などについてご紹介していきたいと思います。

 

 

Shiggy Jr.とは

Shiggy Jr.(シギージュニア)は2012年に池田智子さん(Vo.)、原田茂幸さん(Gt.)を中心に結成され、2014年に森夏彦さん(Ba.)、諸石和馬さん(dr.)が加入し、この4人の体制となりました。

原田さんによる、モータウンやソウルなど様々なジャンルから作り出されるメロディーに、池田さんのキュートな歌声が組み合わさった楽曲が特徴で、デビュー当初は「POPでPOPなバンド」、後期は「ハイブリッドポップスバンド」と呼ばれていました。

 

代表的な楽曲として、「LISTEN TO THE MUSIC」、「サマータイムラブ」が挙げられます。(サマータイムラブはメジャーデビュー曲です。)

 

 

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また、「ピュアなソルジャー」は、関テレ・フジテレビ系ドラマ「僕らは奇跡でできている」のオープニング曲になりました。

他にも、境界のRINNE(「Beautiful Life」)、斉木楠雄のΨ難(「お手上げサイキクス」)などの、多くのタイアップ曲を手掛けています。

 

解散してしまった理由としては、池田さんの気持ちの変化があったようです。(メンバーに不仲があったというわけではないです。)

解散の前年に池田さんは、のどが病気になってしまい、そのタイミングで、自身の今後の人生について考えたそうです。

その結果、これからは、自分なりのペースで、違う道を歩んでみたい、という気持ちが芽生えてきたのだそうです。

その思いを、最終的には他のメンバーも受け入れて、解散という結論に至ったということです。

 

 

おすすめのアルバム

いくつか、おすすめのアルバムを挙げておきます。

まず最初に聞いていただきたいのが、「LISTEN TO THE MUSIC」というアルバムです。

メジャーデビュー前ながら、楽曲の完成度の高さに驚かされます。

思わず動き出したくなるような、ダンサブルなサウンドの楽曲がそろっており、何の先入観なしに聞いても、きっと楽しい気分になれます。

聞いて損はないです。

 

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次におすすめなのは、「ALL ABOUT POP」です。

「ポップのすべて」と名付けられたこのアルバムは、その名があらわす通り、ロック、R&B、バラード、ダンスミュージックなどと、多様なジャンルの楽曲が収録されており、最後まで飽きずに楽しむことができます。「サマータイムラブ」は一曲目に入っています。

 

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その後のE.P.やアルバムなどももちろんよいのですが、上の2枚を聞いたあとの方がよりお楽しみいただけるのではないかと思います。

 

ちなみに、「KICK UP!! E.P.」に収録されている、「Sun is coming up」と「Do you remember」の2曲は、洋楽のような上質な仕上がりになっており、もっと評価されてよいのでは?、と個人的に思っています。

 

 

メンバーの現在

池田智子さんは現在、個人で活動されています。

(池田さんのツイッターのリンクです。↓)

twitter.com

 

STAND.fm という音声配信アプリで音声配信をしてみたり、noteに文章をあげてみたり、YouTubeにカバー曲をあげてみたり、様々なことにトライされています。

 

<2020年9月3日追記>

池田さんは2020年9月2日、自主レーベルのtiny_mou(たいにーむー)を立ち上げて、ソロ活動をスタートさせました!

(tiny_mou 公式ツイッターアカウント↓)

twitter.com

 

<2020年9月9日追記>

池田さんのオフィシャルサイトができました。

www.ikedatomoko.com

 

 

原田さん、森さん、諸石さんの3人は、新たにWeekend Brothersというバンドを結成されました。

 

weekendbrothers.com

 

また、それぞれ個人での活動もされています。

原田さんは、楽曲提供をしたり、ひたすら曲をつくったりしているようです。

森さんは、他のアーティストのサポートをする一方で、お酒が大好きで、居酒屋についての文章をnoteにあげたりもしています。

諸石さんは、Weekend Brothersの他に、Hi-STANDARD難波章浩さんによるバンド、NAMBA69にも「MORO」名義で加入し、活動をしています。

また、他のアーティストのサポートもされています。

 

 

おわりに

以上、Shiggy Jr.について、また、解散後のメンバーの現在の活動状況についてご紹介してきました。

解散はしてしまっても楽曲は生き続けるので、今後も多くの人に届けばいいなと思います。

この記事が、Shiggy Jr.について知るきっかけになってもらえたらうれしいです。

 

解散してしまったのは残念ではありますが、池田さんのことを考慮すれば、受け入れられる気がします。

解散後の池田さんは、素直に、自らの気持ちに寄り添って、日々を過ごせているように見受けられます。

歌を続けていくだけでなく、本の紹介など、いろいろなことをしてみていってほしいです。

原田さん、森さん、諸石さんの3人も含めて、今後の活躍に期待したいと思います。

 

最後までお読みいただいてありがとうございました。