Shiggy Jr.(シギージュニア)は2012年に結成され、2015年にメジャーデビューし、2019年の9月に惜しまれつつも解散しました。
今回は、解散後にShiggy Jr.の楽曲に出会った方のために、「シギー」についての簡単な解説、解散後のメンバーの現在などについてご紹介していきたいと思います。
Shiggy Jr.とは
Shiggy Jr.(シギージュニア)は2012年に池田智子さん(Vo.)、原田茂幸さん(Gt.)を中心に結成され、2014年に森夏彦さん(Ba.)、諸石和馬さん(dr.)が加入し、この4人の体制となりました。
原田さんによる、モータウンやソウルなど様々なジャンルから作り出されるメロディーに、池田さんのキュートな歌声が組み合わさった楽曲が特徴で、デビュー当初は「POPでPOPなバンド」、後期は「ハイブリッドポップスバンド」と呼ばれていました。
代表的な楽曲として、「LISTEN TO THE MUSIC」、「サマータイムラブ」が挙げられます。(サマータイムラブはメジャーデビュー曲です。)
また、「ピュアなソルジャー」は、関テレ・フジテレビ系ドラマ「僕らは奇跡でできている」のオープニング曲になりました。
他にも、境界のRINNE(「Beautiful Life」)、斉木楠雄のΨ難(「お手上げサイキクス」)などの、多くのタイアップ曲を手掛けています。
解散してしまった理由としては、池田さんの気持ちの変化があったようです。(メンバーに不仲があったというわけではないです。)
解散の前年に池田さんは、のどが病気になってしまい、そのタイミングで、自身の今後の人生について考えたそうです。
その結果、これからは、自分なりのペースで、違う道を歩んでみたい、という気持ちが芽生えてきたのだそうです。
その思いを、最終的には他のメンバーも受け入れて、解散という結論に至ったということです。
おすすめのアルバム
いくつか、おすすめのアルバムを挙げておきます。
まず最初に聞いていただきたいのが、「LISTEN TO THE MUSIC」というアルバムです。
メジャーデビュー前ながら、楽曲の完成度の高さに驚かされます。
思わず動き出したくなるような、ダンサブルなサウンドの楽曲がそろっており、何の先入観なしに聞いても、きっと楽しい気分になれます。
聞いて損はないです。
次におすすめなのは、「ALL ABOUT POP」です。
「ポップのすべて」と名付けられたこのアルバムは、その名があらわす通り、ロック、R&B、バラード、ダンスミュージックなどと、多様なジャンルの楽曲が収録されており、最後まで飽きずに楽しむことができます。「サマータイムラブ」は一曲目に入っています。
その後のE.P.やアルバムなどももちろんよいのですが、上の2枚を聞いたあとの方がよりお楽しみいただけるのではないかと思います。
ちなみに、「KICK UP!! E.P.」に収録されている、「Sun is coming up」と「Do you remember」の2曲は、洋楽のような上質な仕上がりになっており、もっと評価されてよいのでは?、と個人的に思っています。
メンバーの現在
池田智子さんは現在、個人で活動されています。
(池田さんのツイッターのリンクです。↓)
STAND.fm という音声配信アプリで音声配信をしてみたり、noteに文章をあげてみたり、YouTubeにカバー曲をあげてみたり、様々なことにトライされています。
<2020年9月3日追記>
池田さんは2020年9月2日、自主レーベルのtiny_mou(たいにーむー)を立ち上げて、ソロ活動をスタートさせました!
(tiny_mou 公式ツイッターアカウント↓)
<2020年9月9日追記>
池田さんのオフィシャルサイトができました。
原田さん、森さん、諸石さんの3人は、新たにWeekend Brothersというバンドを結成されました。
また、それぞれ個人での活動もされています。
原田さんは、楽曲提供をしたり、ひたすら曲をつくったりしているようです。
森さんは、他のアーティストのサポートをする一方で、お酒が大好きで、居酒屋についての文章をnoteにあげたりもしています。
諸石さんは、Weekend Brothersの他に、Hi-STANDARDの難波章浩さんによるバンド、NAMBA69にも「MORO」名義で加入し、活動をしています。
また、他のアーティストのサポートもされています。
おわりに
以上、Shiggy Jr.について、また、解散後のメンバーの現在の活動状況についてご紹介してきました。
解散はしてしまっても楽曲は生き続けるので、今後も多くの人に届けばいいなと思います。
この記事が、Shiggy Jr.について知るきっかけになってもらえたらうれしいです。
解散してしまったのは残念ではありますが、池田さんのことを考慮すれば、受け入れられる気がします。
解散後の池田さんは、素直に、自らの気持ちに寄り添って、日々を過ごせているように見受けられます。
歌を続けていくだけでなく、本の紹介など、いろいろなことをしてみていってほしいです。
原田さん、森さん、諸石さんの3人も含めて、今後の活躍に期待したいと思います。
最後までお読みいただいてありがとうございました。