先日、歩きながらタバコを吸っている人を見ました。
僕はタバコを吸わないので、見ていてあまりいい気持ちはしませんでした…。
その日の夜には、コロナ禍で吸う場所がなくて困っているという喫煙者がいる、というニュースをたまたま見かけました。
公共の場でタバコの扱いをどうしていくのか、という問題は、今いろいろなところで議論されているところではありますが、ふと考えてみれば、昭和の時代までは、どこで吸っても構わないとされていたそうです。
タバコの他にも、30年くらい前までには当たり前だったことが、今は一転して禁止されているといったことがたくさんあるんだろうな、と平成生まれの僕は想像します。
そして、この急な価値観の変化に適応できず、戸惑いを感じている人も多くいるのではないかな、とも想像しております。
自分は昭和を生きておらず、そういった価値観の変化には悩まされてはいないため、自分はそういった人とは無縁だと、今まで思っていました。
しかし…。。。
自分でも本当に時代の変化についていけているだろうか、と最近思えてきました。
ITの分野です。
ITの分野の新しい技術というのは、人それぞれの関心のあることや、身近な存在を通じて接することが多いのではないでしょうか。
裏を返せば、ITの機器やサービスなどは、自分から接しようとしないと、なかなか接する機会がないように思います。
自分はアナログな方なので、なおさらITの波に乗り遅れがちです…。
僕が懸念しているのは、知らず知らずのうちに、ITを使用した特定のサービスを使うことが当たり前になっていく、ということです。
一つの例として、スマートフォンがあげられます。
この10年あまりで、こんなにも持っていることが当たり前のレベルになってしまいました。
それに伴って、スマホを利用したサービスというものもたくさん生まれています。
もちろん、生きている人全員がスマホを使いこなしているわけではないですし、使いたくない人も中にはいらっしゃるでしょう。
使うか使わないかは人それぞれです。
ですが、このレベルまで来てしまうと、もっていない方が逆に不利になってしまう可能性もあります。
もしそれを拒絶するという場合には、以下のことを念頭に置いておく必要があります。
「好き嫌いは別として、みんなが当たり前に使用しているのに使わないのなら、ただの抵抗勢力になってしまうのではないか…」、ということです。
そのようなテクノロジーがでてきたら、自分はあまり気は進まないけど、自分が利用することで社会がうまく回るようになるのなら、協力してみてもいいのかな、という気持ちを持って、利用できたらいいかな、と思います。
そんな僕ですが、最近、初めてセルフレジを利用してみました。
この先、どんどん人口が減少していって、セルフレジを使うのが当たり前になるのではないか…。
僕が利用してみた背景には、こんなことが思い浮かんだからです。
だったら、その前に一度経験しておこう、と。
恐る恐るやってみたのですが、意外と簡単にできました。
何回か利用するうちに、なんとなく慣れてきた気はします。
レジ打ちのバイトってきっとこんな感じなんですねw
自分が思うに、大切なのは、新しいことでも、一度やってみることだと思います。
人には向き不向きがあって、使いこなせるかどうかもわかりません。
そんななかでも、新しいことを受け入れる心構えを持てていたらいいな、と思っています。